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ゆるい地方戦略会議(笑)

ゆるい地方戦略会議(笑)

ゆるい地方戦略会議(笑)


 

 ゆるい地方戦略会議

 

先日設立された一般社団法人 ゆるパブリックの初めての大きな行事、ゆるい地方戦略会議(笑)が福井大学の公開講座で行われました。
 
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大学の公開講座に「(笑)」がつくことは前代未聞!

裏側の苦労は計り知れないです…。

 

そもそもゆるパブリック(以下ゆるパブ)は、難しく考えられがちな「公共」、「公共事業」ってもんをちょっとゆるく考え直してみない?ってとこが軸。

公共って何?って考えてみると、公共ってここに生きている人全てが含まれているんですよね。

頭がいい人や偉い人、専門家だけが考えたり動かすものじゃなくて、赤ちゃんからお年寄りまで、全ての人のもの。

だからそんなに難しく考えないで、当たり前のようにここに存在している公共っていう場所、概念、そこに含まれている自分たちについてなんとなく考えてみたら、面白いことが起こるんじゃない?みたいな。

そういう漠然とした思いをこれからどんどん発信したり、何かしらのアクションを起こしてみよっかって人が集まったのがゆるパブなんです。

だから、福井大学のちっちゃな会場で、限られた人の間だけで地方戦略会議ってものが行われていること自体が、そもそもゆるパブにとってはあり得ないことというか。

だから、それをあざ笑う意味でも「(笑)」。

でも、まあやりますけどね。

 

 地方戦略会議って?

 

では、今回のタイトル、地方戦略会議って?

実は全国では地方戦略会議と名のつく会議がたくさん行われているんです。

でも何が話し合われているかわからない!

そもそも行われていること自体、ほとんどの人が知らない!

なんか偉い感じのおじさんたちがめっちゃ話し合ってるらしい…。

かたい!

 

そんな難しいこと言ったって、みんなわかんないじゃん。

ていうか、それでなんか生活変わったりする?

とか、いろんな意見があると思うんです。

だから、それをみんなでゆるーく、楽しーくやっちゃおうっていうのが今回の講座の内容。

 

一応ゆるパブの監事である竹本准教授の授業なので、まずはちょっと授業っぽい話もちらっと。

地方創生とかなんやかんやといえば、今一番使われている言葉が「まちづくり」。

このまちづくりって言葉、なんかひっかりません?

なんでひらがな?って。

これにはきちんと意味があって、「まちづくり」というのは、「都市計画」の対立概念なんです。

で、行政区分の「町」と区別するためにひらがなが使われているんだとか。

つまり、市町村合併で新しい「町」を作るのではなく、ある地域を整備するといった意味合いってこと。

ってな風に「まちづくり」をここで定義してしまうことは今回の地方戦略会議(笑)の意に反するので、例えだと思ってくださいね。

 

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じゃあそんな相反する「都市計画」と「まちづくり」の違いは?ってとこが気になります。

「都市計画」は都市という機能を整備していくこと。

これは官僚主導になることがほとんどで、緻密な計画を必要とし、もちろん莫大なお金がかかります。

でもそれだけじゃ足りない。

もっと楽しく?住みやすく?

いろんな目的があると思うんだけど、市民主導で思いつきでやってみようっていうのが「まちづくり」。

かかるお金は、「都市計画」に比べれば微々たるもの。

失敗してもダメージはそこまで大きくありません。

いうなれば、「都市計画」はハード、「まちづくり」はソフト。

 

やっぱり私たちは鯖江に住んでるから、まちづくりっていうポイントに関しても、鯖江を中心に考えちゃうんですが、先日のゆるい移住のワークショップの、コーディネーターの若新さんによるまとめも、「鯖江はソフトな投資をしている」でした。

福井市に比べれば経済成長指標はもちろん低いんだけど、駅前に商業施設を建てたり、恐竜を作ったり、ハードな投資はせず、このゆるい移住やJK課など、ゴールは設定せずにそこに集まった人間主体で何かが起こるかもしれないっていう期待に投資してるんですよね。

地方戦略会議(笑)で若新さんは、JK課はプロや専門家からまちづくりを取り返すって表現をしていたなあ。

 

 まちづくり?それってゆるい移住のこと?

 

まちづくりってこういうもの?という1つの成功例に、愛媛県旧五十崎町のよもだ塾というものがあります。

発足人の亀岡徹氏は東京で農業、醸造を勉強して帰郷したんですが、久しぶりの故郷は方言がきつくてわからなくて入っていけなかったんです。

これじゃあダメだと思った亀岡氏は、「よもだ」という、「アホ」くらいのニュアンスの方言を冠した塾を開きました。

まちづくりをするには、そこで生活している人の気持ちを束ねる話し合いの場が必要だと考え、よもだ塾をそういう場にしたんですね。

で、お茶をしながらユーモアや冗談が飛び交っていて、様々な地域づくりの実践を生み出し、生活の豊かさの実現に成功したそうです。

 

これってゆるい移住にもものすごく通じる部分があって、先日のゆるブロでは、ゆるい移住は居場所なんじゃないかって自分なりの考えを書いたわけなんだけど、めっちゃ共通してる!って思いました。

そこで生活している人に真面目にまちづくりを語ったって、地元住民はまずは生活ありきなわけで、まちづくりなんて望んでいない人もたくさんいるんですよね。

そこでユーモアを交えて、地元民が楽しかったら、これがまちづくりにつながったというよもだ塾は、完全にゆるい移住の地元巻き込み型飲み会とイコール。

そして、とりあえず地元の人と仲良くなることで知ることや、その地域に溶け込むこと、さらにはまちづくりができる可能性も広がるっていう言葉は、高年大学のゴンさんも言っていたなあとか。

 

ゆるい移住だって、何かをしてほしいって頼まれることなんて1つもなくて、何か起こるかも?もしかしたら起こらないかもっていう実態のないものに税金が使われているんです。

ハードな投資のように、商業施設を建てたからやっぱり経済が潤ったよ、なんていうわかりやすさかつ即効性はないんだけど、成果を急ぐまちづくりはダメで、計画せず、楽しむことが最も素敵なまちづくりじゃないかな。

 

だって私たちが幸せってことは、その場所ににいることが幸せってことで、それってすでにれっきとした幸せなまちづくりができちゃってるってことじゃん。

 

 JK課も場?

 

ゆるパブ理事長のみどりんはJK課1期生なので、JK課の活動を通して見たまちづくりについての話題も。

 

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みどりんがJK課の活動で一番心に残っていることが、図書館アプリの開発。

鯖江の図書館の空席情報などがわかるアプリなんですが、これを作りたいと思った時、最初は周りの大人が話を聞いてくれるとは思っていなかったそう。

でも、話してみたら聞いてくれて、そしてそれが実現してしまった。

そんなできごとや、普段は行くことのない市役所に頻繁に出入りすることで、自分の住んでいるまちよりも鯖江に愛着がわいたとか。

このアプリ開発は、JK課の一番最初のプロジェクトだったわけですが、この1つの出来事に、まちづくりのヒントがたくさん隠れてるなって思いました。

何もないから、思いつきで色々やろうとする。

ゼロから作り出す。

乗ってくれる大人がいる。

とか。

特に周りの大人の対応に関しては、先日、牧野市長にお会いした時これからは若い人のアイデアをどんどん受け入れて、年長者はそれをサポートすることが大事とおっしゃっていました。

それがわかっている牧野市長だからこそ、JK課やゆるい移住を大切にしてくれるんでしょうね。

 

あとは、通常は何をするにもたいていは数字の成果を聞かれるそうです。

このアプリなら、それで図書館の来館者どれくらい増えたの?ってとことか。

でも、まちづくりって数字で単純にはかれるものじゃなくて、それによってみどりんが鯖江に愛着を持ってくれたり、大人が受け入れてくれることを知って、もっと色々やってみたいって思ったことの方が、大事なことだと思います。

 

そんな感じで、JK課もまちづくりをする上での大切な場であることは間違いなさそうです。

 

 フィッシュボール形式で会議しちゃおう!

 

公共とは?まちづくりとは?ってな話をしてきましたが、この日一番のポイントは「フィッシュボール形式」ということ。

金魚鉢、つまり、対話を鑑賞して意見を言い合うスタイルです。

今回のゆるい地方戦略会議(笑)では、開始前からこんなものが会場前方に鎮座していました。

 

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若新さん、こんな感じだったので突っ込まれたりしてます。

 

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そう、せっかくまちづくりってみんなでやるもの?公共ってその場にいる全員だよって話をするので、聞いているみなさんにも積極的に会議に参加してもらおうと、自分のスマホからリアルタイムでメッセージを送信できるシステムを採用しています。

ここまでも思ったことを気ままに書いていた参加者ですが、ここからはみどりん、福井大学生、ゆるい移住メンバーの3人で気ままに話が進みますので、そんな3匹の金魚たちに対する率直な感想をガンガン書いてよっていう時間です。

 

まずは我らの頭脳、もりりん。

 

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自転車で通り過ぎていったお姉さんに挨拶をされた話、やっぱりすごいよね。

そういう日常のなにげない挨拶や会話が、ほっこりしたり、いいまちだなって思ったりするきっかけになります。

 

続いては私〜。

前から見た景色はこんな感じでした。

 

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割と緊張したからあんまり思ってることが伝えられなかった気もするんだけど、結局「東京と福井」って話になっちゃって、今自分の中でその話って一番揺れてて自分でもよくわかんない問題だから、なんか、難しかったな。

けど、東京が世界で最もいい場所だと思っていた私を、福井、もしかして住んでもいいんじゃない?って思うところまで来させちゃってるゆるい移住、鯖江、やっぱりすごいなって思ったり。

でも話の内容ぶっちゃけあんまり覚えてない!笑

だって、「しおりんゆるい」、「江戸なのに千葉w」とかめっちゃ好き勝手書かれるわけですよ。

まるで2ちゃんのように言葉が流れていって。

ディスりとかほんと怖くて、気になるからスクリーン見てると、「しおりんめっちゃスクリーン見てる」とか書かれるんですよ。

前髪がね、寝癖がなおらなかったから、それ書かれたら恥ずかしいなとか思ってたり…

もう金魚やだあ!!!笑

2ちゃんのスレ主ってこんな心境なんだろうか…。

 

「ゆるい」というキーワードがささってゆるい移住に来たメンバーも多いんですが、新たなワード、「神」というのが次は来そう。

神の移住…?

ゼロからものを作り出すと、まるで神になった気がするってみどりんが言って、それがかなりうけたんですよね。

そんなおもしろい話がちょいちょい出るんですけど、今回、本当に一切の打ち合わせをしておりません。

前出てもらおっかなーレベルの話しか聞いてなかったので笑

 

でも、ゴールを決めないことで、何が起きるかわからなかったり、逆に何も起こらなかったり、めちゃくちゃおもしろいことが起こったりする。

それが若新流なんですよね。

 

 打ち上げ!

 

終わってからはちょっとしたお菓子で1時間ほどの懇親会。

初めましての方がたくさんでしたが、ゆるい地方戦略会議(笑)、ゆるパブとかそういったところに興味を持って残ってくれた方がたくさんいらっしゃったことがとっても嬉しかったです。

 

そのあとはさらに打ち上げ!

ここでもゆるーく語って、ゆるパブ、ゆる住の今後について話し合ったり、可能性はどんどん広がっていく。

楽しいなあ。

 

 

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これからも何が起こるかわからないゆるパブ、ゆる住。

日々の変化や出会い、ハプニングも全部前向きに受け入れて、楽しい公共を作り出せたらな。

なんて思いました。

それが、公共の一部分である江戸しおりの今日の感想です。

難しくなくていい。

楽しいことを追求してみたら、けっこうみんなが幸せになれちゃったりするんじゃないかな。


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ものを書くことをお仕事にしているんだけど、ゆるブロを書くことの方が楽しくなっちゃって仕事より真剣。 実は夏までパティシエだった謎の23歳。 最近の野望は、「ゆるブロのしおりん」の名を鯖江中に轟かせること!

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2 thoughts on “ゆるい地方戦略会議(笑)

  1. たかむら

    すいません。一番最初の「一般社団法人 ゆるパブリック」のリンク先がおかしいような気がします。ご確認ください。

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