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地元住民から見る鯖江のこと…

地元住民から見る鯖江のこと…

地元住民から見る鯖江のこと…


前回のブログでは、ゆるい移住ブログについてあーでもないこーでもないと書き散らしましたが、その答えというわけでもないけど、別の視点から見た鯖江の「生活」の一考察みたいなものに出会ったので、今日もゆるーく語り散らします。

 

まず、ここに来て何回言ったかわからないんですけど、私人見知りなんですよ!

絶対違うってみんな言うんですけど、違くないですよ。

ゆるい移住メンバーの中には、福井でたくさん友達作って新しいコミュニティーができたら…と、様々なイベントに参加している人がいたり、どこでそんなつながり見つけてくるのっていう人をゆるい移住飲み会に呼んだり、バイタリティあふれる面々が揃っているわけです。

が、私は正反対の人。

地元の友達とかいらないし、一人で細々と生きていきたい。

川辺で歌うことが人生の喜び!

というスタンスだったんですが、最近は行く先々でたくさんの知り合いができて、それがすごく楽しいことに気づいたり…。

地元の方とふれあうことで、今まで自分が見てきた外からの鯖江にプラスして、中からのリアルな意見が補填されるんですよね。

これはとっても有意義なことだ!

ということで、今回はガチで鯖江で「生活」している地元住民に、私が日々感じている疑問を投げかけてみたらどうなるのか、書き散らします。

 

 ①鯖江、カラスいすぎ問題

 

まずは常に最も気になっていること、カラス問題。

とにかく鯖江はカラスがたくさんいるんです。

他の場所もそうなのかもしれないけど、少なくとも私の生まれ育った関東の片田舎の田んぼにはこんなにカラスは自由にはびこっていませんでした。

そんな風景に、都会との「違い」=良い!を感じていた私なんですが、それを地元民にぶつけた結果がこちら。

 

「確かにカラス多いよね。

でも、多すぎて、夕方とか結構困るんだよ。

夕方になると電線にカラスがわーって止まって、下はフンだらけ。

うるさいし、汚いし、商店街の人とか結構困ってるみたい。」

 

んー、そりゃあそうですよね。

普通に考えてみて、カラスが多いことになんのメリットもないと思う。

私が感じたのは、山や自然がある場所のカラスはこんなにも自由で、都会とは全然違うんだな。

これがカラスのありのままの姿なのかなという感情であって、そこにある事実はあまり気にしていなかったのかも。

私の感じる「良い」は高い確率で「悪い」側面が多いと気づいた今日この頃。

ていうかそもそもカラスが多いことは全然「良い」ことじゃないとも思ったり。

調べてみるとこんなものまで出てきました。

・鯖江市のカラスやイノシシなどからの被害防止計画書「鯖江市鳥獣被害防止計画

カラスにイジメられたキジ(あさざわ動物病院様ブログより)

・カラス撃退グッズなどを販売する株式会社 福井熱処理

 

なんか、やっぱりカラスが多いの、ダメだ。

ごめんなさい。

 

地元

 

 ②サバエドッグ、うますぎ問題

 

これは鉄板ネタだろうと思って、サバエドッグおいしすぎますよね!

と振ってみたのですが、

「ごめん、サバエドッグって食べたことないんだ。あれなんなの?」

とのお答えが!

嘘でしょ!食べたことないのはまだしも、中身知らないの?まじでー!!

これが天下のサバエドッグ様じゃああ!

 

サバエドッグ

 

そこで私は1から10まで説明するわけです。

サバエドッグというのは歩きながら食べられるソースカツ丼をコンセプトにしたローカルフードで、ミート&デリカささきさんが発祥の店なんです。

池田町産のコシヒカリに国産豚肉を巻いて、衣をつけて4分揚げます。

ノーマルはソースだけど、トッピングもあって、やっぱり焼きチーズが最高ですよ。

ちなみにイベントや国道8号線沿いのサークルKでも食べられるんだけど、トッピングが選べないからやっぱり本家で食べるのがオススメですよと。

 

私の力説を聞いて

「食べに行ってみる!」

と、社交辞令か本気かわからない返事をしてくれましたが、これで鯖江の経済がちょっとでも回れば、私はとっても嬉しいんです。

 

結論、地元民は意外と地元のことを知らない。

 

それは私がこの1ヶ月感じ続けてきたことだったんだけど、やっぱり見ようとしないと見えないものってたくさんあるし、私も自分の地元のこと何も知らないなって。

知ること、知ろうとすることって大事だなって思いました。

 

 ③街並み、古き良き感ありすぎ問題

 

鯖江の良さは、やっぱり自然な古き良き街並み。

もちろん文化財とかで保護されている家もあるんですが、ほとんどは自然にそこにある古い街並みなんですよね。

すごく素敵だなってずっと思ってたんです。

が、まさかそこに思わぬ落とし穴があったとは!

 

image

 

この話題に関して深い返答が得られるとは思わず、本当に世間話として振ったんですよ。

「鯖江の街並みって良いですよね。保護されているわけじゃないのに、昔の面影が残っている部分って本当に素敵だと思います。」と。

頭の中お花畑の愚かな23歳はなんの気なしにそう言ったんです。

 

「それってどういうことだと思う?

古い家が多いってことは、新築の家が極端に少ないってことなんだよね。」

 

その先を聞くまでもなく、全部悟ってしまって衝撃だった。

つまりこれも「生活」なわけだ。

外から来た私は、古い街並みいい!

その感情が全てなんです。

でも、「生活」している人にとってはどうなのか。

地元にはもちろん建築関係や大工さん、住環境の整備などを仕事にしている人がたくさんいるわけです。

新しい家が建たないということは、そういった業界が全く潤わないってことなんですよね。

これが京都や金沢や、街並みが観光資源として確立されている都市なら全く問題はないんだろうけど、街並みを見に鯖江に来る人はほとんどいないと思うんですよね。

そもそも、日曜日休みのお店が多い時点で、鯖江は観光に対してはそこまで積極的ではないと常々感じています。

私は、鯖江の古い街並みがとっても好きだから、それに対してどうこう意見を述べる気は全くないんだけど、外からと中からの視点で、ある1つの事実がこんなにも180度違う側面を持っていることには驚きました。

もっと視野広げたいなーと勉強になりましたね、かなり。

 

 ④鯖江民挨拶しすぎ問題

 

鯖江の人は本当に誰にでも挨拶してくれるんです。

男子中学生もJKもみーんな。

いくら田舎とはいえ、本当にみんなするんですよ。

これは「生活」視点で私たちが常々感じていたことだったんですが、地元住民はその点に関してどう思っているのか、当たり前のことだと思ってるのか、とっても気になっているので聞いてみました。

まず最初のお答えがこちら。

 

「それは多分宗教が関係してると思う。」

 

なんと!切り口が宗教とは。

確かに、牧野市長はことあるごとに鯖江と宗教の関連について話してくださるんですよ。

でも、それは市長の意見であって、市民はそこまで宗教については意識してないものなんじゃないのって思っていたんですが、現実は違ったようあです。

鯖江は曹洞宗の総本山、永平寺の直末寺である萬慶寺、親鸞の孫とともに教えを広めていたと言われる浄土真宗誠照寺派本山の誠照寺、親鸞の長男が建立した浄土真宗山元派本山の證誠寺と、仏教がかなりさかんな地です。

それは市民も意識していることのようで、宗教が考え方、行動の基本であると思っているみたいなんです。

もちろん、大多数にアンケートをとったわけではなく、一地元民の意見なんですけど、20代の普通の人が宗教について話すこと自体がすごく新鮮だったんですよね。

常に自分より他人という自己犠牲の精神とか、ちょっとした知り合いのお葬式でも必ず顔を出すとか、そういう人と人とのつながりを大切にするということは、習慣として根付いているし、自分たちも少しは意識して生活しているという意見でした。

だから知らない人でも、普通以上に思いやりをもって接する人が多いんじゃないかな。とのことでした。

深い。

日本人って宗教に対して無頓着な人が多いし、私も自分の家が何宗なのかは、これだっけ?というくらいの興味のなさです。

この話をしてくれた方も、そこまで宗教に特別な思い入れがあるわけではなさそうだったんですが、それでも、宗教の思想が行動の基盤となるという感覚を持っているっていうのは、特殊な地域性なんだろうなと思いました。

とってもデリケートな話題なので、私はなんとも言えないですけど、ただただ深いなーと感じました。

 

こんな感じで、地元の人と話してみないとわからないことってたくさんあるなって思いました。

これからも、鯖江の方とたくさんつながれるといいなと思っている今日この頃です。

 

 

 


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ものを書くことをお仕事にしているんだけど、ゆるブロを書くことの方が楽しくなっちゃって仕事より真剣。 実は夏までパティシエだった謎の23歳。 最近の野望は、「ゆるブロのしおりん」の名を鯖江中に轟かせること!

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